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日本株は反発へ、米消費指標改善で景気懸念和らぐ-輸出や金融高い - ブルームバーグ

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19日の東京株式相場は、TOPIXが4日ぶりに反発の見込み。米国の個人消費改善から景気に対する懸念がやや和らぎ、自動車など輸出関連、鉄鋼など素材、銀行など金融株中心に高くなりそう。

〈きょうのポイント〉

  • 9月の米小売売上高は前月比1.9%増と6月以来の 大幅増-米S&P500種株価指数は4日ぶりに 反発
  • 米国で新型コロナウイルスの1日の感染者数は7月下旬以来の 高水準
  • 中国できょう7-9月期国内総生産(GDP)、9月の鉱工業生産や小売売上高が発表される

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「米国では給付金や失業保険の上乗せ給付など巨額の財政支援が行われた影響が残り、消費意欲は足元まで崩れていない。おそらく来年春まで米個人消費は悪くならないだろう。景気敏感の日本株にプラスだ」と指摘。きょう発表される中国の9月の指標に関しても「量的金融緩和を行っている効果から基本は改善傾向を示すのではないか」と予想していた。

  • 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の16日清算値は2万3515円と、大阪取引所の通常取引終値(2万3410円)に比べて105円高
  • けさのドル・円相場は1ドル=105円40銭近辺で推移、前営業日の日本株終値時点は105円25銭

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