JR静岡駅北口エリアにある大型商業施設「静岡マルイ」(静岡市葵区)の2021年3月下旬の閉店が明らかになったことを受けて、中心市街地の商業者や消費者からは2日、撤退を惜しむ声や、街なかの衰退を心配する声が上がった。
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「ニュースを聞いてびっくり。静岡ではマルイにしかないブランドがあったので、よく利用していたのに…」。午前10時半のオープンに合わせて入店した藤枝市の主婦(33)は残念そうに話した。
静岡市商店会連盟の森恵一会長(72)は「大型商業施設が街なかに集積されていることが静岡市街地の魅力の一つだった」と指摘。「アパレル需要が高かった以前と顧客ニーズが変化している。商店街だけでなく、魅力ある商業施設によって街全体が活性化され、にぎわいにつなげていく必要がある」と語った。
静岡商工会議所の酒井公夫会頭は「静岡マルイは中心市街地の核となる商業施設の一つで、同じ地区では再開発計画も動きだしているだけに残念」と強調。「中心市街地のにぎわいのためにも、閉店後の施設活用について早急な議論の進展に期待したい」とコメントした。
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